愛着
みなさま、こんにちは。
心の調子はいかがですか。
窓の外は五月晴れ、雲一つなく、青く澄んだ空が広がります。
風が少し吹いてきて、木々が気持ちよさそうに揺れています。
新緑が青々として、目に染みるようです。
少し外へ出てみませんか。
少し心を外へ向けませんか。
もう充分お部屋ですごしたのでしょう。
悩んで、悩んで・・・
考えて、考えて・・・
ぐるぐる巡り
とりあえず外へ出ましょうか。
歩きながら考えてもいいですし。
歩いて、歩いて、体が疲れてきたら、心の疲れが体に行くようで。
そうしたら、体の疲れは休めば取れますし。
少しだけ、外へ出てみませんか。
思いきって外に出て歩いたけれど、やっぱり考えや悩みが頭から離れなくて苦しい方、
カウンセリングがあります。
カウンセリングルーム和の樹があります。
少しだけ勇気を出してみませんか。
一回だけお話ししてもいいですし。
あなたが苦しくてたまらない時、様々な人生・社会経験を積み、人生の荒波を乗り越えてきたカウンセラーが、あなたのお役に立ちたいと心から願っています。
どうぞお気軽にお越しください。
愛着について
愛着(あいちゃく)とは、特定の人と人の間にできる心の結びつきです。
その結びつきは、時間や空間を超えて続きます。
例えば、赤ちゃんとお母さんの場合、
赤ちゃんはお腹がすいたり、おしめが濡れた時、
不快になり、助けを求めて泣きます。
お母さんは、それを察して、ミルクを与え、おしめを取り換えます。
そうすると、赤ちゃんは、不快でなくなり満足します。
これが繰り返されると、赤ちゃんは、お母さんは自分が困った時に助けてくれると信頼するようになります。
こうした母子関係を通じて、赤ちゃんは基本的信頼感をつくっていきます。
基本的信頼感は、その後の赤ちゃんの人格形成の基礎になるといわれています。
母親への信頼感は、転じて、他の人を信じることにもつながります。
また、赤ちゃんは、お母さんが自分を大切に思ってくれていることも感じるようになります。
自分は、お母さんにとって大切な存在で、愛される価値があると。
このことは、赤ちゃんの自信となり、やがて生きていく上で赤ちゃんを支えます。
幼くして、お母さんと死別・離別した子どもさん、
お母さんに代わり、子どもさんを育てられた人ーお父さん、おばあさん、新しいお母さん、お姉さん、おじいさん、お兄さん、施設の職員さんなどーとの間で愛着ができます。